【三協アルミ】「ラステラ」開発者にインタビューしました!:(外構・庭・リフォーム)エクステリア情報

ファミテイからのお知らせです♪新商品情報などいろいろ掲載します!

このブログTOPへ

【三協アルミ】「ラステラ」開発者にインタビューしました!2017/03/11(土)

「ラステラ」開発秘話を大公開!!おすすめポイントなどをお伺いしました。



ラステラが開発されたきっかけを教えてください。

今までにないデッキ商品として、最近増えているモダンな外観の住宅に合うような、
新しい床ができないかと考えまして、ラステラが生まれました。
モダン建築によく見られるキャンティ構造の床が、発想のきっかけです。

世界で最も美しいスターバックスと言われている富山市にある店舗が
ラステラの浮遊感のヒントになりました
こんなのがテラスにあったらいいなーと思いまして


そして、床はタイルテラスのような爽やかな床を作りたかったんですけども、
タイルテラスがどれくらい市場になるのか、
ネットの実例を見たり、住宅地に視察に行ったり
モデリングを作って実際に販工店さんなどに聞きに行ったりもしました。
ファミリー庭園さんの施工例も参考になったりもしています 



特に苦労したところはどんなところですか?

デッキ材のデザインです。
最初から洗練された高級感のあるリゾートのタイルのようなデッキ材という目標はあったんですけども、
デッキ材なのにタイルらしくっていうのが、どうしたらいいんだろうなというところで一番苦労しています。
樹脂デッキの押出の過程で、マーブル模様をつけようという話はもともとあったんですけども、
それをつけるとしてどんな風が良いのか、目標がなかなか定まらず、
マーブルの配合や、ベースとマーブルの色を変えるなど、たくさん試作品を作りました


途中、デッキ材にプレスしてタイル目地みたいなものを作ろうと試作して、ヒアリングしましたが、
タイルに近づけるためのタイル目地風が、
逆にすごくフェイク感となって大不評だったんですね
それを聞いて、ウッドデッキでもなくてタイルでもない
樹脂の押出成形の元々持っているポテンシャルを
より引き出すようなデッキにすればいいんじゃないかと
いう事になり、現在の形になっています。

押出できるギリギリの幅広サイズと、
同じ柄が2つとない落ち着いたマーブル模様
上質感を高級感を演出してくれるデッキです

ここまでくるのに2年半。
すべてうまくいって2年半ではなく、
1年半経って振り出しに戻るがあるましたので、
大変だった・・・
たぶん1000本は超える試作しているかな。
非常に紆余曲折した商品ですね。


どうやってマーブル模様をつけているんですか?


人工木デッキというのは、
柔らかい樹脂を型に流し込んで
押し出すような成形方法なんですけども、
その押出時に色の違う小さなチップを
混ぜる
ことで、そのチップが溶けて
そのようなマーブル模様ができます。
溶けて広がるかたちになりますので、
おのずと2つとない柄になるという仕組みです。


強度や安全性などはどのようにしてはかっているのですか?

基本的にはどの製品も同じなんですけども、
想定される荷重をかけて壊れないかなどを確認しています。
当然、過剰にかけてどれだけもつかということも確認しています。

床に関しましては、耐候性、経年変化の確認として、
太陽よりも強い光を当て続けたり
お湯の中に長時間入れたりするなどして、
問題がないことを確認しています。



名前の由来を教えてください。


社内とプロのライターの方から募集をかけまして、
200点くらいの中から決定しました。
意味はアウトドアリビングの商品ということで、
「住まいにプラステラス空間」プラステラスのラステラ
というところからです。

住まいにテラス空間をつくることで、
毎日を豊かなものにするという意味もこめたネーミングにしています。




裏の意味もありまして、
ラステラってイタリア語で「ラ・ステラ」=星という意味があるんですけども、
星を見上げるような上質な時間ですとか、空間を感じさせるようなイメージも込められています


おすすめの色はありますか?

人工木デッキとは雰囲気の違う
新しい商品ということで、
全色がおすすめですけども、
特にホワイトテラコッタ
なかなかなかった色ですので、
おすすめですね
ホワイトは大理石を、テラコッタは素焼きをモチーフにしてデザインしています





最後にアピールしたいことやおすすめポイントをお願いします。

2点ありまして、1つは、「デッキ材の新しいデザイン」
床板の色や模様は、大理石を参考にしており、石のように固くクールなイメージにしています
床幅は幅を広くすることにより、上質感を漂わせ、幕板や目地材にアルミを使うことによって、
シャープな印象を与えています。
柔らかい印象の人工木デッキとは異なるデザイン。
デッキ材といえば、木や人工木という世界に新たな選択肢を増やせた商品だと思います

もう一つは、「浮遊感のある構造」です。
床が室内から外側へ張り出していくような浮遊感を目指しました。
浮いた床の上で過ごす居心地や眺めといった、
今までのデッキでは実現できなかった空間を感じられると思います




ラステラが誕生するまでの開発秘話など貴重なお話をお伺いすることができ、
やはり開発者だけあってラステラへの熱い想いを感じることができました

ウッドデッキとは違う風合いは、最近のモダンな住宅に合わせやすく、
見た目もインパクトがあるので、ご近所で評判になること間違いなし
紆余曲折を経て2年半かけて完成したラステラは、品質はもちろんのこと、
デザインに徹底的にこだわっているので、私たちもオススメできる商品です

最後にご協力頂きました、三協アルミの皆様、お忙しい中、ありがとうございました



ラステラは工事コミコミショップで販売中


デッキが浮いているように見える「床張り出し納まり」はこちら



ご参考になれば幸いです。
本日もファミテイ通信をご覧頂き、ありがとうございました


【関連記事】
10/3新色発売☆三協アルミ「ラステラ」



お見積りは無料です!お気軽にお近くの店舗までお問い合わせください♪  クリック♪




関西以外の方はこちら!



お電話・メールにて受付中です




北陸エリア以外の工事コミコミショップはこちら→関西中京関東